過去の活動報告
2008年
出席者 54名
梅雨のまっただ中で、終日雨の一日でしたが、係の皆さんのリードで、準備も整い、定刻10時より
古川先生の体操から始まりました。ウォーミングアップのあと今年から始まった発表プログラムの『マーチング・バリエーション』
の練習、今年もリッタ先生の生伴奏で羽仁先生の『基本体操 自由自在』の練習をして午前の部が終わりました。
気温はそれほど高くなかったのですが湿度が高く、沢山汗をかきました。
午後の部はリッタ先生の『みんなで歌おう』から始まりました。大きな口を開け、お腹の底から声を出すように指導され、
姿勢を正して2部輪唱をお互いに顔を見合わせながら楽しく歌いました。
続いて村松先生の体操はリッタ先生の伴奏のもと、広い体育館を行ったり来たり、頭も使いました。
菊池先生はデンマークのボーディル先生の使っていた曲で基本体操のあと、ジャズ風の音楽にのり、
アフタービートやジャズステップを楽しく練習しました。
最後に古川先生による発表プログラム『マーチング・バリエーション』の練習を初めて全員揃って行いました。
体操の部分とマーチングの組み合わせがなかなか習得できず、予定の時間をオーバーしましたが、何とか最後には今回の目標に
たどりつきました。
夕食後、談話室で堀内会長提供の昭和10年に東京YMCAの若者達が砂浜で演じた力強いデンマーク体操の貴重な映像と、 昨年の交歓会のDVDを鑑賞しました。
出席者 10チーム 121名
9時30分よりアンセルのリハーサルから始まりました。マーチングを、より時間をかけて練習し、みんな自信を持って体操する
ように指導を受けました。引き続き各参加チームのリハーサルが行われました。
13時より交歓会が堀内会長の挨拶から始まりました。「アンセル発足10周年ですが、交歓会は今回で通算第35回である」と
のこと。引き続き会長のユーモラスな号令で皆さん5歳若返るという『表情筋体操』を楽しく行いました。
発表のトップはアンセル。本番はみんなの気持ちがひとつになり、『基本体操 ・自由自在』は今までで一番上手にできたのでは
ないかと思います。ただ『マーチング・バリエーション』はまだまだ、練習が必要のようです。
プログラム通り、順次多彩で特徴のある10チームの発表があり、体操の奥深さを感じました。
発表後リッタ先生による歌の時間があり、前日の2倍以上の大人数で、4部輪唱で楽しいひと時を過ごしました。
最後の仕上げの体操は、羽仁先生、と古川先生。羽仁先生の整理体操とは思えない力強い体操の自演に、みんなびっくりして
拍手喝采しました。
最後に伊藤先生より10周年のお祝いとお礼のご挨拶。羽仁名誉会長からは「よそのチームのまねをしないで、
個性ある体操を心がけ、お互いに切磋琢磨してこの交歓会が長く続くように・・・」との講評を戴き、閉会しました。各先生はじめ
、お世話いただいた係の皆さんに感謝いたします。
出席者 59名
三連休の中日の日曜日、予報に反して天気にも恵まれたよい日に、東京体育館公園内にあるフランス料理レストラン
アリスガーデン(Alice Garden) にて アンセル10周年記念の祝賀会が開かれました。
日頃余りお目にかかる機会の少ないご来賓の諸先生方始め、デンマークからKis先生、在日中のRita先生、
元会員を含め、アンセル発足以来関わりのある方々が出席されました。
村松副会長の司会で、先ず伊澤さんによるお祝いの乾杯の音頭で宴が始まりました。懐かしい10年間のアンセル発表曲の
メロディーの流れる中、和やかな雰囲気でワイン、ビール片手に美味しいフランス料理を頂きました。
デンマークからのKis先生は、デンマークの「Krop & Kultur」と日本の「アンセル」は共通の体操を通じて 深い絆で結ばれている事を表わすシンボルプレートを寄贈され、10周年をお祝いして頂きました。また来年のランドステウネに 大勢の参加を期待されました。(通訳 古川先生)
在日2年となったRita先生は、流暢な日本語でお祝いのスピーチをされ、フレーズごとに参加者から盛大な拍手を浴びて おられました。続いてRita先生のリードで「みんなで歌えば」と「ランラララン」の大合唱をしました。
メインディッシュを頂きながら同窓会のような時間を楽しんだ後、「未来のアンセル」について、来賓の伊藤先生からは 「これからが私達の時代。自分だけではなく、周りの方々も健康を維持できるような活動を期待する」と激励されました。
来賓の向井先生はユーモラスに昔を回想されながら、「これまで通り、選ばれた人でない人が楽しく出来るグループであり 続けるならば、アンセルに未来あり」と示唆されました。
これを受けて一番若い指導者である古川先生が、Kis先生との出会いからの回顧の後、「年一年歳を重ねるが、 みんなが助け合って、いつでも居場所のあるアンセルであり続けたい」と抱負を述べられました。
デザートの後、最後の締めは羽仁名誉会長。54年前のデンマーク留学を回顧しながら、今後もその当時学んだ「基本体操」を 続けて指導するとの決意を述べられ、「10年経って、どうにかアンセルも巣立った。これからが羽ばたく時。前進あるのみ。」 と結ばれました。 屋外で記念の集合写真を撮った後、「10周年記念誌」「アンセル発表曲CD」「記念絵はがき」の三点セットの記念品が配布 され、未来に向かって益々の発展を祈念して散会しました。
祝賀会を設営、運営された係りの皆様に厚く御礼申し上げます。
出席者 59名
素晴らしい秋晴れの週末、すっかりおなじみになった武蔵嵐山の国立女性教育会館での合宿は、 日本での6ヶ月研修滞在から今年
で30年ということで来日中のキス先生が講習をしてくださるということもあり、大勢の方が参加して一緒に体操を楽しみました。
第1日目の午前中は9時半から古川先生によるウォーミングアップと『マーチングバリエーション』羽仁先生の『基本体操 自由自在』を
リッタ先生の伴奏つきで、そして古川先生の『お手玉』の練習をしました。
午後はキス先生の基本的な準備体操を古川先生の通訳、2年ぶりに
キス先生の伴奏をするというリッタ先生のピアノ伴奏で行われました。キス先生の説明は、役者かおまけの表情と身体中を使っての
パワフルな指導におなかを抱えて大笑いしたり、先生の体の柔らかさ・強さに驚いたり感心したりでした。
先生いわく、"40歳までは運動のことは考えなくていい。40歳を過ぎたら、すぐに運動を始めないと体力を維持することは出来ない"ということ
でした。殆どの参加者が40歳を過ぎて大分たちますから、真剣に頑張っていました。古川先生の体操で1日目を終わりました。
夕食後のミーティングは、来年ホルベックで行われるランドステウネ参加についての説明がされました。ホルベックは小さな町
なのでホテルが1軒しかないこと、前回までアンセルは招待チームだったが、来年は招待にならないかもしれないなど。キス先生が
何とか招待チームにするべく頑張る、また宿泊施設も皆の希望にそうところを探すといってくださり、皆で感謝の大拍手で
ミーティングを終わりました。
2日目も素晴らしいお天気に恵まれ、9時半より堀内会長の寝ている人も起きるという大きな声で"お目覚め体操"。
続いてキス先生の体力を維持するための基本的なトレーニング。地道なトレーニングを毎日続けてしないと体力が維持できないと
いうことを習いました。
午後は参加者が楽しみにしている'リッタの音楽教室'。最後の6部に分かれてのコーラスでは、
皆が他のグループに負けないようにお腹の底から声を出し、体育館をゆるがすすさまじい歌のバトルとなりました。
その後は古川先生、羽仁先生による発表作品の練習をかねての体操でしたが、初参加の方もすっかりおぼえて動いているのには
ビックリでした。
講習会最後にキス先生の整備体操をかねたものでは、正しい姿勢で歩く練習を4列に並んでいろいろな方法で
体育館中を歩きました。最後に皆が背筋を伸ばして美しく歩けるようになりました。これを忘れないといいのですが。
発表作品:マーチング・バリエーション、お手玉、基本体操・自由自在
参加者 37名
国内初めての遠征となりました本大会への出演は、昨年来主催者側から招待出演の要請を受けて、今年のアンセルの総会で
公式行事として決定されたものでしたが、前日の「体操フェスティバル・ヨコハマ2008」に続いての忙しい日程となりました。
この大会は愛知県で活動し、国際大会にも出場の実績のある「サンフェローズ」が自らのグループの発表に加えて、
海外のドイツ、スエーデン、デンマーク、ノルウェーから5グループ、国内から7グループを招待して、作品発表と各種講習会、
地域観光を10月31日から11月6日まで行う初めての国際大会で、参加者は4千人を越えた大きな立派な大会でした。
アンセルは11月3日から参加し、同日16時頃の 22番目と、翌4日13時過ぎの2番目の2回にわたり出演しました。
デンマーク遠征の時と同様に、Let's Go Anser の曲にのって羽仁先生、古川先生を先頭に2列で行進して入場した後、
マーチング・バリエーション、コンパス2008、お手玉、基本体操・自由自在の順に約20分で発表しました。
初日は練習不足と、狭い会場の中の大勢の観客に圧倒されて、いくつかのミスや不ぞろいがありましたが、翌日は前夜の
ミーティングでの反省もあり、全員が心をひとつにして、落着いて演技することが出来ました。観客のデンマークや北欧からの
招待チームの皆さんを中心に、リズム拍手と賞賛拍手を盛大に頂き、あたかもデンマーク本国で演技しているような気分にもな
りました。
他のチームの発表の見学、海外講師、国内講師による各種講習会には各自の希望で参加し、それぞれ新しい勉強をしました。
4日には、古川先生とRita先生のコンビによる「ピアノ伴奏でスウィングバリエーション」の講習会も開かれ、沢山の受講者の
参加がありました。
3日は曇り空でしたが、4日は快晴となり、知多半島から明るい太平洋を望みながら、成し遂げた充実感と、
来年のデンマーク遠征までには更に練習を重ねよう、との決意を胸に帰途につきました。
デンマークから参加する講師の講習会とシンポジウムの通訳のために古川は1日から一足先に美浜入りしました。
日程の都合で先に行っていた数名に準備を手伝ってもらって3日にメンバーが来る前に下見が出来て、発表の準備に備えられたのは
幸いでした。5日には常滑コースに5名 美浜コースに8名がオプションツアーに参加しました。
3年ぶりのハイキングは、紅葉真っ盛りの鎌倉の山を歩きました。気温はやや低い日でしたが、雲ひとつない快晴に恵まれて、
大船駅に10時集合。路線バスの鎌倉湖循環線で「今泉不動前」で下車、ここから「散在が池(サンザガイケ)森林公園」に入りま
した。
「散在が池」は江戸時代に造られた灌漑池で、近年「鎌倉湖」と呼ばれているそうですが、周囲は紅葉の森林で囲まれ、
アップダウンの小道を大勢のハイカー達と行き交いながら約40分で一周しました。一息入れて車道に下りて後、車道の上り坂を、
羽仁先生を先頭に、一気に20分登り、「鎌倉パブリックゴルフ場」に着きました。
クラブハウスのレストランの個室で昼食。シェフお薦めの美味しいコース料理で、歓談しながら昼食を楽しみました。
西にはくっきりと富士山がのぞめました。
13時過ぎ更に車道を登り「鎌倉カントリークラブ」で「天園ハイキングコース」と合流し、ここからは銀杏葉のじゅうたんの小道を、
滑らないように踏みしめながら下り、所々の真っ赤なモミジを仰ぎながらの紅葉狩りでした。
長島(広)さん、小原さん、薦田さんの3人の幹事さんが、事前に下見をされ、当日も適切なリードをして頂いたお陰で、
14時過ぎに全員無事「鎌倉宮」に到着しました。ここでチーム解散となり、各人自由行動で、思い思いの鎌倉を楽しんで帰途に
つきました。