アンセルはデンマーク体操を愛好するグループです。

活動報告

過去の活動報告

2009年

「2008年度通常総会」
於 オリンピック記念青少年総合センター センター棟 106号室
出席者 39名(委任状提出9名)

午前10時から11時30分まで、通常総会が堀内会長の議長のもと、以下の議事が進められました。 

(1) 2008年度 事業報告(島村)
  *交歓会(大羽) *合宿(長谷川) *「いいからだの日」(御小柴)
   *10周年事業(村松) *サン・フェローズ国際健康体操大会(古川)
  *文化交流(小原)
(2) 2008年度 収支決算と監査報告
  *一般会計(千葉) *特別会計(工藤) *監査結果(川久保)
(3) 2009年度 事業計画(案) (一之瀬)
  *デンマーク体操大会参加について(古川)
(4) 2009年度 収支予算(案) (織田、千葉)
(5) その他
  今年度 委員について

議題毎に詳しい説明と意見交換がありましたが、昨年度は10周年事業やサン・フェローズ国際健康体操大会への参加など盛り沢山の事業を無事成し遂げ、 さらに今年はデンマークツアーの年を迎えて、更なる発展を遂げようとの決意をこめて、原案通り承認されました。

主要な点は以下の通りです。

(1) 10周年記念事業は沢山の計画を組み、事業費として50万円を特別会計より一般
   会計に繰り入れたが、それぞれ立派にやり遂げた後、最終的には残金276,620円
   が出たため、これを特別会計に戻した。
(2) 昨年度の合宿、交歓会はいずれも黒字決算が出来た。
(3) サン・フェローズ国際体操大会への参加は、苦労も多かったが、アンセルの活動が
   高い評価を受け、大変有意義であった。
(4) 今年度の合宿・交歓会は5月23・24日、秋合宿は9月26.27日に予定する。
(5) デンマークツアーの参加予定者は現在46名である。6月14日の特別練習の後、
   7月1日に出発の予定。
(6) 今年度の委員はデンマークツアーの年を迎え大部分が留任となった。
 「懇親会」
於 オリンピック記念青少年総合センター D 棟 9階 レストランさくら
出席者 50名

新メンバー自己紹介

今年の新年会は去年秋に10周年祝賀会をしたので少し時を空け、3月にデンマークツアー参加のために 新規メンバーになった方々も迎え懇親会としました。
午後の体操の後、引き続きセンター内にある レストランさくらに移り、係りの御小柴さん、杉浦さん、吉田さんのお三方を中心に御小柴さんの司会で進められました。
  新規にメンバーになった方々の自己紹介、フィンランド、スウェーデンの地図を見ながら、デンマークツアーについての話を中心に 楽しい時間はあっという間に過ぎました。お料理もあっという間になくなり、デザート、コーヒー、と係の方達の心のこもった準備で 気持ちよく親しみのこもった会になりました。
夕方には天気も良くなり、窓の外には暮れゆく富士山も見ることが出来ました。
係の皆様有難うございました。

 「練習会」
於 武蔵嵐山 女性教育会館
出席者 57名

平年よりやや暑い好天の日、交歓会を翌日にひかえて、アンセルの公式練習が行われました。あいにくの事故渋滞のため、車で参加の古川先生一家と菊池先生が 遅れましたが、10時から今年も参加のリッタさんの伴奏で、村松先生のウォーミングアップ。そののち羽仁先生の「基本体操自由自在」をたっぷり1時間、ポイントを 繰り返しながら練習。「大分よくなった」と言われておいしい昼食を食べました。
午後一番にヌウェックの説明のお話を聞いたあと、古川先生の「マーチングバリエーション」と「お手玉」をみっちり2時間半練習しました。
  夕食後のミーティングでは、デンマークツアーでの「旅の安全とトラブル防止について」島村正樹会員からあり、村松先生からフィンランドとスウェーデンのツアーの 概要のお話、古川先生から、デンマークでの大会のお話などがあり参加者は胸を膨らませました。

 「交歓会」
於 武蔵嵐山 女性教育会館
出席者 127名

朝は大きな雷も鳴る雨模様でしたが昼には止み、目にも鮮やかな緑の滴る中、大勢の体操の仲間が遠くは九州からも集いました。
堀内会長は、この交歓会も通算すると今年が36回目であることを示された後、大きなユーモラスな号令で表情筋体操を指導されました。
全員で古川先生のリードでウォーミングアップの後、参加8チームの発表が行われました。アンセルはこの7月に参加するデンマークでの大会で 発表する3つのプログラムを皆さんに見て頂きました。
そのあと、おなじみになった「リッタと歌おう」で大合唱をし、そして最後の「みんなで体操」まで、アッという間の半日でした。
伊藤先生からは、交歓会参加のお礼と、アンセルのデンマーク大会参加への激励のお言葉を頂きました。
最後の羽仁先生の講評では、各チームが個性ある発表をしたことを讃え、どうせ発表するなら毎年毎年少しでも向上するように心がけなさいと、 「蒙曰く、士別れて三日なれば、刮目(カツモク)して相待つべし」との漢文をご披露されました。
久しぶりに会った方も、初めて会う方も、いつもの仲間とも、皆が和気あいあいと声を掛け合って、共に汗を流し、体操ならではの躍動感を共有できたかと思います 。短い時間ではありますが、一年に一度の交流は、それぞれの励みになったことでしょう。
ご参加の皆さま、お世話頂いた係の皆さま、ありがとうございました。また来年お目にかかれますことを楽しみにしております。

「デンマークツアー」
デンマーク王国シェラン島のホルベックHolbækで開催されたランドステウネ体操祭 Landsstævne に、4度目の参加。あわせて有志はヘルシンキ、 ストックホルムの観光。
参加者 45名(4回目12名、3回目11名、2回目14名、初参加8名)

日程等詳細

@出発 (7月1日)
35名が成田11時40分発のSASでコペンハーゲンに向かい、Kis先生の出迎えを受け、先発していた10名と合流して貸切バスでシェラン島西端のカランボー Kalundborgにあるユースホステルに投宿しました。

Aランドステウネ体操祭参加 (7月2日〜5日)
7月2日
大会ロゴ 午前中に海岸近くのサッカーグランドで練習をした後、ユースホステルから貸切バスで45分東にあるホルベックHolbaek大会会場に到着。本会場のスタジアムの ほか、街中に設営さている我々の発表会場の下見をしました。ハーバーの倉庫に設置された特設会場で夕食の後、19時からの開会式に日の丸の国旗を先頭に入場しました。 数々のアトラクションを女王様御臨席のもと、大勢の参加者と共に楽しみました。
7月3日 
午前中はユースホステルの近くの運動場の芝生で、自由参加でストレッチののち、貸切バスで大会場に向かいました。昼食の後発表会場で他のチームの発表を見学しました。 我々の発表の4番前に今回初参加の名古屋の「サンフェローズ」の発表があり、応援しました。
退場行進  ほぼ定刻の16時20分「アンセル」の発表です。Kis先生が伝統的なデンマークの体操を継承している日本のチームとして「アンセル」を紹介して下さいました。国旗を 先頭に行進して入場し、「マーチング・バリエーション」、「お手玉」、「コンパス」、「基本体操・自由自在」の順に発表しました。あっと言う間の20分でしたが 、たくさんの拍手を頂きました。
夕食の後「デンマーク・ナショナル チーム」の素晴らしい発表を見学した後、DGIが主催する外国チーム歓迎のレセプションに招かれ、国際交流が出来ました。
7月4日
発表後 アンセル全員集合 午前中は「オレロップ エリートチーム」の発表を中心に他のグループの体操を見学。アンセルの2回目の発表は昨日と同じ会場で、15時20分から行われました。 今日も大勢の一般の観客に加えて、ビボーのホストファミリーやデンマーク留学経験のある会員の知人の方々が応援に来て下さいました。演技内容は昨日と同じですが 、2回目だけに落ち着いて出来、終わってリラックスして記念の集合写真を撮りました。
7月5日
大会最終日。荷物をまとめてユースホステルをチェックアウトし、貸切バスでメインスタジアムで行われる閉会式に向かいました。10時30分デンマーク国旗の入場 に始まり、ナショナルチームの表彰などのセレモニーの後、デンマーク全国のエフタスコーレ51校の男女生徒約4千人による体操マスゲームが次々と繰り広げられまし た。若い力の漲る演技者達と観衆が一つになった1時間半の素晴らしいフィナーレでした。なお次回は4年後にユトランド半島のエスビア Esbjerg で開催する ことが発表されました。
会場で最後の昼食を採り、4日間の大会場を後にして東に一路約1時間で次の宿泊地であるコペンハーゲンのDGI−byen Hotelに到着しました。

Bコペンハーゲン観光 (7月5日〜6日)
到着した5日の夜から翌6日はフリータイム。それぞれが小グループでコペンハーゲンの観光やショッピングを楽しみました。「チボリ公園」、「運河遊覧船ツアー」、 「アメリエンボー宮殿」、「ストロイエ周辺」、などなど。

Cアンナ・リサ先生講習会と発表 (7月7日)
貸切バスで南に1時間20分、アンナ・リサ先生の住むボーディングボーVordingborgに到着。体操協会の持つ体育館で講習会が行われました。古川先生の通訳で、 伝統的でなじみのあるスイングを主体とした体操から、複雑なステップを組み合わせたジャズ体操?まで、みっちり1時間半の講習をして頂きました。
お祭りでの発表 お手玉 昼食は2階の部屋で、先生のグループの方々の手造りのサンドイッチをおいしく頂きました。折からボーディングボーの街は夏祭りの最中で、おとぎ電車が走り、 沢山の屋台の店が出て賑わっていました。
メインストリートの突き当たりに砦塔のある広い芝生の丘があり、15時から私たちアンセルの体操をご披露しました。澄み切った青空と芝生の上で、 リラックスしてのびのびと発表出来ました。アンナ・リサ先生の体操グループの方々、お祭り参加の市民の方々から、拍手を頂きました。   お祭りの仮設テントの中で、ビールなどの飲み物を頂き、帰途に着きました。
夕食はコペンのDGIホテルのレストランで、Kis先生ほかお世話になったサポーターの皆様への感謝とデンマーク滞在打ち上げの夕食会となりました。 おいしいお料理を頂きながら、初参加の皆さんのスピーチも伺いました。

Dフィンランド、ヘルシンキ観光 (7月8日〜11日)
7月8日
先に帰国する組とコペンハーゲン空港で別れ、観光組36名は15:00発のSASで時差1時間のヘルシンキに17:30着。エアポートバスでクラウン・ プラザ・ヘルシンキに投宿。夕食は各自で採りました。
7月9日
シベリウスのお墓の前で 日本出発以来続いていた晴天も昨日で終わり、初めての雨の一日。午前中はフリーで、午後から 貸切バスのツアー。日本人男性のガイドつきでヘルシンキ郊外に出て、フィンランドで有名な3人の建築家が建てた「ヴィトゥレスクの建物」を見学。 更にシベリウスが晩年過ごした「アイノラの家」を見学しました。漫談調で豊富なデータを駆使して説明して下さったガイドさんに感謝致します。
7月10日
終日フリーの日。天気も回復し爽やかな北欧の夏の日差しの中を、それぞれグループを作り、「マーケット広場」から、遊覧船で「スオメンリンナ要塞島」 の見学、「大聖堂」、「各種博物館」、「セウラサーリ野外博物館」などなど、数々の思い出を作りました。
7月11日
ヘルシンキでの最終日。午前中はホテル周辺の「シベリウス公園」などの散策と荷持整理で過ごし、 12時貸切バス出発でフィンランドで2番目に古い街「ボルヴォー」の観光に出かけました。フィンランド人と結婚しヘルシンキ在住10年の女性ガイドさんの説明を 聞きながら、ベンガラ色がよく似合う旧い街並みをゆっくり観光しました。
再びヘルシンキに戻りバイキングラインの大型観光船ガブリエラ号(35,492トン、2420人乗客定員)に乗船、「バルト海クルージング」に17時30分ストックホルムに 向けて出港しました。10階建ての甲板からの眺めはまた格別でした。18時からの晩餐はバイキングの食べ放題、飲み放題。22時まで明るいバルト海の夜を楽しみ 、船中1泊しました。

Eスウェーデン ストックホルム観光 (7月12日〜14日)
7月12日
早朝の小雨模様も上がり、朝食を済ませて9時40分、ストックホルムに入港。これからお世話を頂く岡田様(自由学園卒78歳、在ストックホルム48年) のお出迎えを受けました。タクシーに分乗してクオリティホテル ナッカ Quality Hotel Nacka に荷物をおろし、電車でスルッセンへ。 軽い昼食の後市バスで市庁舎前に出て、ここからフェリーで40分、現在の王室の居城の、「ドロットニングホルム宮殿」に着きました。広大な敷地に贅を尽く したバロック様式の建物の一部が見学出来、また別の建物の「シアター博物館」も英語のガイド付きで見学出来ました。
ストックホルムの夕暮れ 夕食は岡田様予約の素晴らしい眺望の港の見える丘にあるテラスレストラン ersta で、丁度誕生日を迎えた秋山さんのお祝も兼ねて、おいしく頂きました。
7月13日
終日フリーの日。大部分の方が「市庁舎」の見学、「王宮」での衛兵交代式の見学をしたほか、思い思いの観光とショッピングを楽しみました。
7月14日
いよいよ北欧とお別れの日。ストックホルム空港13時15分発のSASでコペンハーゲンへ。1時間20分待ちで15時45分発の成田行きSASに乗り継ぎ、 帰途に着きました。

F帰国 (7月15日)
予定より20分早い9時15分成田ランディング。全員無事に帰国しました。羽仁先生の解散の言葉は「また次に向けてそれぞれ玉を磨きましょう」でした。数々の 思い出を残した盛り沢山のツアーを企画、運営された古川先生、村松先生、並びに現地でサポート下さった皆様に、心からお礼申し上げます。

参加者
秋月せつ子 秋月とし子 秋山博 泉谷勝巳 一之瀬留美子 伊藤スエ子
岩渕紀子 大塚華子  大羽清美  小澤英子 小原や江子 加瀬冨子
金子玲子 河南外志子 菊池昭一郎 楠見啓子 工藤悦子 久保田嘉子
薦田那智子 塩田敬子 島村しのぶ 島村正樹  鈴木淳子  千葉照子
友影智津子  仲沢栄子  長島広美 並木泰江 西村昌代 長谷川明子
畠山勝子 畠山義一 羽仁淳 古川千春 古川幸子 牧みゆき 松尾由恵
幹光子 御小柴行子 峰岸紀子 宮内明子 宮坂勝郎 村松恭子 吉坂ゆう子
吉田邦枝 (45名)
現地サポーター
Kis先生  Jorgen Jensen Christian Kolle Christensen  Yuri Kolle Christensen
岡田 桃子様

 「秋合宿」
於 武蔵嵐山 女性教育会館
出席者 50名

飯塚先生の講習 今年の秋合宿は、フィジカル コンディションニング トレーナーの飯塚先生をお迎えして、身体のケアに役立つ講習会を中心に行われました。最初にスケジュールを うかがった時は、「飯塚先生 2日間、合計4時間」に、"間延びしないかな"という心配が少しありましたが、先生持ち前の元気でハッキリした声、分かりやすい説明に 不安は早々に消し飛びました。たくさんの有意義なお話があり、とても興味深く受講することが出来ました。特に下肢では股関節廻り、上肢では肩甲骨など、 ふだん気にかけずに動かしている(動いている)部分の説明は新鮮で、納得しました。今後は習ったことを思い出し、身体のケア及びリカバリーに、役立てたいと 思います。
 羽仁先生、古川先生の体操も、良い汗をかくことが出来ました。夏の合宿に比べると、今回は気候的に楽で、汗が出すぎるということもなく、疲労度が低かったように 感じました。
 夜のミーティングでは、7月のデンマークツアーのビデオを観賞し、暑かったデンマーク、頑張った体操の発表、ランドステウネ大会会場、アンナ・リサ先生の講習会、 宿舎でのことなど、懐かしく思い出しました。
 2日目朝一番のNWECの施設見学(外回り)は初めてでしたが、朝の涼しい時間帯で、食後の散歩、体操前のウォーミングアップにもなり、なかなか良い体験でした。
Ritaの歌の時間  お馴染みになったリッタの歌の時間も、今回はカーペンターズの「Sing」などの新曲が登場し、歌声高らかに、楽しい元気な時間になりました。

皆さん、お疲れ様でした。係としては、行き届かなかったところもあり反省していますが、2日間滞りなく合宿を終えられましたこと、ホッとしています。
有難うございました。               (合宿係)工藤、長谷川、秋月

 「体操フェスティバル・ヨコハマ 2009」
於 横浜文化体育館  
発表作品:お手玉を使って 
参加者 42名

お手玉を使って

今年が第20回となった本大会は、創立80周年を迎えた(財)横浜市体育協会も共催に加わって、83チーム、2歳から86歳の2661名が参加して開かれました。 わがアンセルチームは、例年より多い42名の参加でした。
発表作品は、今夏デンマークでのランドステウネで発表した「お手玉」を少しバージョンアップしたプログラムでしたが、最終ポジションが決まってからの揃って 練習する時間がなく、発表前に屋外で、今日のポジションでの練習を何回か繰り返し、不十分な所を確かめ合い本番に臨みました。
出演は21番目、午前11時40分からの発表でした。ユニフォームは男女とも今年のデンマークツアーで新調したTシャツを着用しました。 事前練習の甲斐があり、ほぼ満足できる演技が出来たと思います。
羽仁先生とRita先生が来賓席で観覧されていて、終わって「よく出来ました」と褒めて下さいました。 最後のポーズ、決まりました。 この大会での「お手玉」の発表は3回目となりましたが、他のチームでは見られないユニークな発表だと思います。デンマークの屋外では映えたお手玉の色が、 室内のフロアーの色にはマッチしなかったという意見もありました。

殆どがアンセルメンバーのコンパスの17名はアンセルの発表に先立つ11番目に、「コンパス2009」を新しいオリジナル曲にのって演技しました。 さらに今年は初めてYEK(イエック)とサンスポーツクラブが合同で27名が27番目に「遊び心」を発表しました。

私たちの発表は午前の部ですべて終了しましたが午後の部で主催者ご挨拶のあと、第20回を記念してマーチングバンド「ヨコハマ ロビンス」の 特別出演があり、全員で観覧しました。この若者のチームは私たちの体操のためのオリジナル曲の作曲者、古川和哉君が所属していたチームで、全国大会に常に上位入賞して いるチームです。会場を隅から隅まで使ったマーチングバンドの演奏は迫力があり若さ漲るもので感銘を受けました。

今年の最後の発表を終えて、目標を達成した満足感を胸に会場を去りました。

 「かながわ・いいからだの日・2009」
於 横浜商科大学鶴見校舎 体育館 
講師:「フィジカルコンディショニング」  飯塚規文 
      「デンマークの香り PARTV」 羽仁 淳、Ms.Rita Rasmussen 
参加者 65名(内アンセル 28名)

飯塚先生の講習

2007年からこの会への参加がアンセルの公式行事となり、今年は3回目の参加となりました。あいにく曇りから小雨の寒い一日でしたが、予め連絡のあった 防寒具を備えて大勢が参加しました。

10時30分開会の挨拶で鈴木先生より本日の講師の紹介があり、特に羽仁先生の紹介では、本日のテーマの「動きの文法」であるデンマークの基本体操について、 羽仁先生の書かれた昭和36年出版の「デンマーク体操」の本と、昭和6年、ニルス・ブックの来日の記録の本を手にかざして紹介されました。 古川先生のウオーミングアップ体操のあと、飯塚先生による「フィジカルコンディショニング」の講習が始まりました。この会では昨年に続いて2回目ですが、 今年は「上半身のコンディショニング」特に肩甲骨の動きを主体に指導を受けました。6人づつのグループを作り、リーダーを決めて肩甲骨の動きを補助、 確認する方法で、内転、外転、挙上、下制、上方回旋と進められました。モデルになった古川先生のようにはなかなか出来ませんでしたが、それでも、次第に動きが スムースになってきました。 肩甲骨の動きを意識してストレッチを行えば、その効果が増大することを教えて頂きました。

羽仁先生の講習

午後の羽仁先生の「デンマークの香りPARTV」は13時30分からの古川先生の予備体操で始まり、いよいよ羽仁先生の本格的な基本体操がRita先生の伴奏で始まり ました。まずはよく動くこと、その運動の極限まで動くこと、何回でも同じ動作を続けること、などの指導理念のもとで、正味1時間みっちりご指導を受けました。 かかとの上下運動を床にへばりついて観察されたり、ご自分で実演をされたりして82歳とは思われないお元気なご指導ぶりに、一同拍手喝采しました。

先生は予め今日の体操が、ハードであるために、筋肉痛が出ることを予見されて、「明日痛みの出る方は若い、3,4日遅れて出る方は老人」と 言われていましたが、さて参加の皆さんはいかがだったでしょうか?

最後にこのようなデンマーク体操を基本として活躍しているわが「アンセル」が今年7月デンマークでのランドステウネにおいて発表した 「基本体操・自由自在」を皆さんの前でご披露し、拍手を頂きました。これが本当に今年最後の発表となりました。

ご指導の先生方、有難うございました。参加の皆さま、誠にお疲れ様でした。

Copyright © 2009 ANSER All rights reserved.