過去の活動報告
2018年
出席者:30名(委任状提出 9名)計39名
定刻10時より村松さんの司会により出席者数、委任状提出者数が確認され、長島広美さんが議長に選出されて「2017年度通常総会」が
開催されました。
議事の概要は以下の如くで、可決承認されました。
1月21日(日)がんこ新宿・山野愛子邸にて開催、45名が出席。会から500円/人の補助を得て、かずかずの日本料理を楽しみ歓談しました。
*合宿(小澤)
5月13日(土)・14日(日)に武蔵嵐山NWECで実施。参加者38名。
古川先生、鈴木由紀子先生、菊池先生のご指導で、主にDKツアー参加者中心の練習となりました。9つの作品を35分のプログラムにまとめたものを 、参加者一人ずつが自分の スケジュールに従って練習し、一日目と二日目の最後に通し練習を行いました。また、曽我淑人先生にはツアーで歌う3曲を含めた歌の指導をして いただきました。費用の赤字はツアー練習会費残金より補填しました。
*デンマーク・スコットランド ツアー (古川・久保田)
・6月15日〜25日 (デンマーク) 33名参加
初めてのプログラムの試みも、回を重ねる毎に上達し、良い発表ができました。
・6月25日〜29日 (スコットランド) 20名参加
途中フライトのアクシデントで遅れた二人も無事に合流でき、予定通りに旅を進めることが出来ました。
・デンマークではキスとヤーンのヘルプにより、またスコットランドでは明石恵子さんのご助力により、楽しく有意義なツアーを無事に終えることが できて感謝しています。
・久保田さんからは、ツアーの会計報告がありました。
*交歓会(秋月)
10月29日 武蔵嵐山NWEC 113名(9チーム)参加
台風余波の悪天候、雨が降り続き寒い一日でした。帰りの交通事情が気になり進行短縮に気を遣いました。体操発表はどのチームも日頃の練習の 成果を発揮されました。
日本体操学会会長の金子先生がお見えになり、お褒めの講評と、中高年の健康に関しての興味深いお話を伺うことができました。
交歓会の開催時期を、秋から春に移す提案がありました。
*宿泊(松本)
合 宿 5月13日 女性29名、男性4名、計33名
交歓会 10月28日 女性31名、男性6名、計37名
申込みの段階ではシングルの部屋が満杯で心配しましたが、古川先生の地道な空き部屋チェックのお蔭で、希望通りの部屋が確保できました。
食券の苦労話もありました。
*体操フェスティバルヨコハマ(古川)
11月5日(日) アンセル20回目の出場でアンセル参加者は36名でした。
出場者と運営委員が重なっている方が多く、負担が大きかったと思います。有難うございました。体操(出場)しないボランティアの勧誘が必要で あると痛感しています。
*広報 ホームページ(宮坂)
島村正樹さんの退会で1名減員の状況で活動しました。
ホームページの年間アクセス回数は2504回で前年より13%増加しました。活動報告では今年はデンマークツアーがありましたので、 活動報告、動画ギャラリー、フォトギャラリーが、平年に比べて充実したものとなりました。ツアーの動画は1本で31分で、これは初めての 試みでした。各行事の素原稿を迅速に頂き感謝しています。
*広報 アンセル通信(並木)
58号(3月4日) 羽仁先生、御小柴さん追悼号、59号(5月4日) 堀内さん追悼号、 60号(8月26日) デンマークツアー特集号、61号(11月26日) 交歓会号の4回発行。
58号では淳先生語録、59号では堀内さん語録、それぞれにお二人の含蓄あるお言葉が並んでいるので、ぜひ再読してください。
*その他(村松)
羽仁先生・堀内さんを偲ぶ会 11月12日 (於) カフェクリスティー 32名出席。
古川千春さん編集のDVD (過去の交歓会、DKツアーなどの懐かしい映像)を観賞し、皆さんからたくさんの思い出話をいただきました。 お二人を身近に感じられた和やかなひと時になりました。羽仁先生の奥様も喜んでおられました。
(2)2017年度 収支決算と監査報告
*一般会計(来)
一般会計の当期収支差額は黒字でした。会場費の節約が大きな黒字財源となりました。
*特別会計(千葉)
特別会計は、予算通り事業費として12万円のデンマークツアー補助を行いましたので当期収支差額はほぼ予算通りの赤字となりました。
一般、特別を総括して当年度は46,906円の赤字決算となりました。
*監査報告(西村昌)
顧問 村松先生の立会いの下、今年1月6日に 会計監査を行いました。2017年度の会計帳簿、収支決算書、伝票等、適正に処理されていたことを、 承認いたします。
(3)会則の件(村松)
会則委員会での数回に亘る協議、メールでの委員間の再三のやり取り、またスポーツ訴訟の弁護士にご相談するなどを経て、本日の総会に改正案を 提出することができました。資料に基づき改正点を説明後討議に入り、秋山さん、菊池先生のご指摘や提案があり、討議採決の結果以下の3点が 修正され決議されました。
@(会員) 第3条2、に活発な意見がでたが、改正案通りとなる。
A(役員及び組織) 第6条2、会長は会を代表し、運営を統括する。(一切 → 運営)
B第6条9、役員の任期は2年とし、互選の上総会で選出する。(総会で選出する → 互選の上総会で選出する)
上記の訂正をしたうえで、2018年1月18日改正案が「デンマーク体操クラブ・アンセル会則」として承認されました。
(4)2018/2019年度新役員選出(村松)
別表の役員案が上程され、承認されました。
(5)2018年度 事業計画(案) (一之瀬)
資料に基づき各予定を説明の後、古川会長より以下の補足がありました。 かがわ体操フェスティバルに参加の予定をしており、その日にちが交歓会予定と同じ10月21日(日) になる可能性が大きいこと。 2月にかがわの日程が決まってから交歓会の日程を決定する。同じ日になった場合は、かがわ参加を優先して交歓会を來春にするということも ある。
(6)2018年度 収支予算(案) (千葉)
資料に基づき新年度は会員の減少などで赤字予算になっているが、今年度は会費の値上げを組み込んでいないことの説明がありました。
宮坂さんより、2017年、2018年と2年続けて一般、特別の合計で赤字予算なので、「会員は今後の値上げを頭に入れておくべきだ」との ご意見がありました。
(7)入会者・退会者の報告(来)
入会者 (1名) 土屋陽子さん
退会者 (4名) 伊藤さん、小垰さん、岡田さん、堀内さん
(8)20周年記念事業の件(古川)
「20周年委員会」を設け、村松さん中心に進めます。
委員
会 計: 一之瀬
記 録: 並木
かがわ体操フェスティバル参加: 古川
食事会: 村松・杉浦・吉田・都丸
記念品: 大塚
(9)その他
* 緊急連絡先について(古川)
練習中に怪我などをした場合、家族に速やかに連絡が取れるようにする。
日中の連絡先を庶務に知らせる。管理は会長がする。
* 旧役員退任 (村松)
お疲れさま でした。
* その他の連絡(古川)
・リッタとヤーンが4月7日から17日まで来日。4月8日に食事会(ランチ)の予定。
・キス来日の日取りは未定だが、合宿くらいが良いと伝えてある。
彼女自身の本を執筆のため、ライターが1週間同行する予定。
(10)閉会の辞(村松)
(記録係:秋月とし子 清水美千子)
会 長 | 古川 幸子 |
副 会 長 | 村松(渡邊)恭子 |
会 計 | 小澤 英子 牧 みゆき |
庶 務 | 清水 美千子 土屋 陽子 |
合 宿 | 一之瀬 瑠美子 來 千代 |
交 歓 会 | 久保田 喜子 島村 しのぶ |
広 報 アンセル通信 | 島村 しのぶ 並木 泰江 |
広 報 ホームページ | 宮坂 勝郎 古川 幸子(更新作業) |
新 年 会 | 杉浦 敏子 吉田 邦枝 都丸 美津子 |
宿 泊 | 松本 薫子 |
体操フェスティバル | 松本 薫子 |
練習会場予約 | 古川 幸子 |
顧 問 | 菊池 昭一郎 長島 広美 秋月 とし子 |
会 計 監 事 | 千葉 照子 畠山 勝子 |
時間:13:00〜16:00
出席者:34名
10時から行われた通常総会の後、東新宿の会場に移動しました。
昨年も利用した場所で分っているはずが地下鉄の出口を間違え、ほとんどの人が迷子になるというハプニング。
その上交差点には消防自動車が四方から集まってくる騒ぎもあり、来た道を戻り会場に着きました。暖かな室内
からは雪の残るお庭が、また違った風情でみえていました。
今年もくじに書かれた漢字の部首で5つに分かれて決められた席に着くと、新春らしいあしらいのお料理に笑顔がこぼれます。
菊池先生の音頭で乾杯し始まりました。美味しい御料理に話も弾み、飲み放題のアルコールや、ウーロン茶も杯を重ね、
笑い声があちこちで聞こえます。豆乳の鍋は湯葉をすくい、にがりを加え、8の字を書いて混ぜ固め、あんをかけて食べる趣向も面白く、
一層盛り上がりました。風邪のためや厳しい寒さで水道管が破裂し急遽工事が入り欠席になった人がいましたが、和やかに歓談しました。
インタビュータイムでは、くじに当たった人の他何人も当てられて答えて頂き、メンバーの意外な一面を知る貴重な機会となりました。
昨年より腕前が上がった來さんの手品などを楽しみ、あっという間にお開きの時間になりました。
新会長の古川先生、顧問を受けて下さった菊池先生から「体操しながら一緒に歳をとって行きましょう」の
言葉に一同拍手、20周年を迎える年の良いスタートを切ることができました。
係の大塚さん、西村はるみさんありがとうございました。
時間:11:30〜16:00
出席者:30名
デンマークで大変お世話になったリッタとヤーンをお招きした昼食会を、目白駅近くのレストラン・旬香亭で致しました。三々五々集まって
きた中には、久しぶりにお顔を見せてくれた幹さん・加瀬さん、イエックでリッタから歌を習った阪井さん。デンマークツアーでご一緒した
來信雄さん、滝頭グループの臼井さん・佐竹さん・平沼さんも参加され、ツアーのお疲れ様会のような盛り上がりでした。
菊池先生の乾杯の音頭で喉を潤し、美しく盛り付けられた料理に舌鼓を打ちました。
お腹が落ち着いたところで、清水さんの通訳によるリッタのご挨拶。
「デンマークは今とても寒いので、暖かい日本に来られて嬉しい。桜の花を見るのを楽しみにしてきたが、もう終わっていて残念、でも緑が
きれい。自分は仕事があり、ツアーに少ししか関われなかった。今の教会の仕事が楽しくて、続けている。また来年、デンマークで会えるかな?
(笑)」
次に指名されたヤーン、挨拶の準備がない、と少し顔を赤らめながら。
「日本に来られ大勢に会えて嬉しい。今までのツアーを思い出す。(皆の顔を見ながら)ホルベックにいましたよね?ボーンホルムに来ましたよ
ね?皆さんがデンマークにいた姿を思い出す。皆と良い経験が出来た。またデンマークで会えたらいい。」
ツアーの最後に早帰り組がオルボーでお二人にお世話になったことを、清水さんが代表してお礼を述べられました。
会の締めは恒例の、來さんによる新ネタマジックです。縄・リング・色とりどりのハンカチなどを使い、手つきもグレードアップ。
「これはダメかもしれない」「ああ、うまくいってよかった」など、時々自分ツッコミも入りながら、最後は上着の両袖に通したロープを
一瞬にして引き抜き、皆からやんやの喝采を受けました。
レストランを後に、静かな住宅街を抜け、途中目白庭園の散策も交えながら自由学園明日館に向かいます。緑の芝生と植栽に囲まれ、
静かにたたずむ明日館。菊池先生のご案内で、隅々まで見て回りました。昭和初期に設置された水洗トイレは、便座が木で出来ていました。
やはり昭和初期に生徒によってホールの壁一面に描かれたフレスコ手法の宗教画は、戦後漆喰壁を壊した時に下から出てきたという話も印象的で
した。
お茶とお菓子を頂き、ショップを覗き、4時には解散となりました。
リッタとヤーンはこの後新宿御苑やショッピング、横浜などで数日過ごし、週末は九州の友景さんの所に足を延ばし(初めての九州なので
楽しみだそうです)火曜にデンマークに帰国の予定ということです。楽しい旅行になることを願っています。
参加者: 12日43名 13日37名(うち宿泊者 30名)
今年は20周年を記念して、かがわ体操祭に参加することもあり、発表練習が主となりました。かがわに参加する方も含め、YEK・
コンパス・滝頭・中野等のチームから11人の参加者もお迎えしました。遠路はるばる九州から、友景さんも駆けつけてくださいました。
1日目は9時45分から古川先生の講習で始まりました。いつも通りのアップの動きの後は、発表の練習です。
午後は飯塚規文先生に、身体のコンディショニングについて習いました。イラスト入りの2枚のプリントを見ながら、3人1組でお互いの
身体の動きの癖や左右差、どこが痛いか等、プリントにメモしながら確認しあいました。それからゴムバンドを使い、主に股関節・膝関節の
調整を目的にしたエクササイズを教えて頂きました。ゴムバンドを使った運動は、筋肉の疲れを取りバランスを整えることが目的で、一つの運動は
15〜20回を目安にして、終わった後に気持ちが良くなるくらいの軽さで、やり過ぎは禁物ということでした。
昼休みは2日間とも、20周年の記念品となるパーカーの注文(サイズ、色)を受けるために、係りの大塚さん、村松さんが頑張ってくださいました。
2日目はまず、みんなから提供された薬をもって3月にネパールに行ってこられた土屋さんからネパールでの滞在の様子をお聞きしました。
たくさんの写真と報告文も壁に掲示しました。
午前・午後とも発表練習を主に、古川先生には「アンセル2018」(曲Terms of Endearmen by Frank Mills) を立ち位置も
決めて繰り返し練習、菊池先生には、羽仁先生の「基本体操」を細かく見て頂きました。
具合の悪い人、けが人もなく皆様の協力で無事合宿を終えることが出来ました。今回音楽・記録写真と古川先生は大変だったと思います。
重ねて感謝いたします。参加者の方々にも係の手が回らないところを助けていただきました。皆さま、本当にありがとうございました
帰りは大雨となってしまいましたが、思い切り練習出来たので心は晴れ晴れと心地よい疲れであったことと思います。
合宿係 一之瀬 來(記)
宿泊:坂出グランドホテル
参加者:42名
今年で4回目を迎える「かがわ体操祭」を立ち上げられた長谷川芳子先生とは古川先生が日本体操学会で知り合われたご縁があり、
アンセルの20周年記念事業の一環としてツアーが企画されました。
主な行程は初日、琴平の金毘羅宮と東山魁夷せとうち美術館の観光。2日目、かがわ体操祭参加・発表。3日目、しまなみ海道経由で
大三島・大山祇神社と、尾道・千光寺公園の観光。
10月20日
羽田空港68番搭乗口に9時10分集合。満席のANA533便(ボーイング737−800)で高松に向かいました。
西風が強く定刻より5分遅れの11時に到着。一便早く到着していた、峰岸さん楠美さんと合流。琴空バスの白川運転手も
デンマーク体操クラブアンセルの名札を掲げて待っていました。荷物を積み、琴平を目指す。
観光ガイドにダジャレも入り車内は笑い声も湧き、讃岐富士の名称を持つ飯野山や金毘羅さんのある象の姿の象頭山の景色を
楽しみ、琴平に到着。讃岐うどんの昼ごはん。金毘羅宮を目指す健脚グループと金毘羅歌舞伎の催される金丸座の見学のコース
に分かれての観光でした。瀬戸大橋も望める開けた景色に大満足。健脚ぶりを発揮!あるいは木造の小屋のぬくもりのある空間
に、楽屋や奈落も見学し来てよかったと!それぞれが短い時間でしたが満足の観光でした。
次の訪問場所、東山魁夷せとうち美術館まではバスで45分の移動、瀬戸大橋をまじかに望む好立地。島影と行き交う船に、
温かな光が溢れ、展覧会の展示物と相まって気持ち良い時を過ごしました。ちなみに36名中65歳以上が27名、入館料
タダで申し訳なく?その分皆さんお土産のポストカードやレターセットなど沢山購入しました。
ホテルまでは15分。別コースで行動の久保田さん、畠山さん、長島さん、小澤さんの出迎えを受けました。鍵を貰い、
それぞれの部屋に。6時半からホテルの海鮮茶屋 磯の匠にてかがわ体操祭参加の前祝の会食でした。この先も天気は良いようで
明日の発表も、その後の観光も楽しみな一日の終わりでした。
10月21日(日)
かがわ体操祭当日、いよいよ発表です。8時半過ぎから新しいパーカーのユニフォーム姿でみんな集まり始め、順次タクシーで
会場に向かいました。
坂出市立体育館は2階席の客席を備えた立派な施設で、メインアリーナの他にかなり大きなサブアリーナもありました。
そこを使わせて頂き立ち位置の確認をしました。出場チームは本番の前に1回サブで練習が出来、それが本番に臨む上でとても
良かったという声が多くありました。
1時からの開会式では出場22チームが一堂に会します。横浜との違いは子供たちのチームが多いこと、将来が楽しみだね、
というアンセル会員の声も聞こえました。
アンセルの出番は2番目、1時20分から”アンセル2018”と”基本体操”を続けて発表しました。事前に広いサブアリーナ
で練習が出来たので、大きく間違えることもなく今年のプログラムの初めての発表はまずまずの出来だと思いました。私たちの
十八番の基本体操、移動がない分一つ一つの動きに集中できます。以前出場した、ねりま体操祭でも、デンマークでも、
そしてここ坂出でも、跳ね起きのところではやはり拍手を頂きました。
コンパスは24番目、3時10分からでした。コンパスも課題は立ち位置で、その上馴れないスカートさばき、どうなることかと
思いましたが、女性らしい流れるような曲にのって比翼の形に、斜めのラインに、二人組に、最後は大きな河の流れの様にと形を
変えながらしなやかに動きました。
徳島から車を飛ばして来てくださった西村はるみさんのお嬢さんとお孫さん、福岡から「泳いできました」(!?)という友景さん
(サプライズでした)、皆さん良かったと声をかけてくださいました。特別練習で頑張った甲斐があったと言うものです。
4時15分にはすべての演技が終わり、閉会式のために集合、全チームで記念写真を撮って閉会となりました。
ここで泉さん・仁木さんは電車で、秋月さん・大塚さん・楠美さん・仲沢さん・西村昌代さん・峰岸さん達は飛行場に向かわれ、
お別れしました。
上々の出来の発表に気持ちも良く、帰りは三々五々瀬戸内の夕暮れの中を歩いてホテルに戻りました。この日はもうフリーだった
ので、部屋でゆっくりする人、隣接の温泉に行ってのんびりする人、もうこののちは観光客でいいのだと、夕ご飯も時間を気に
せずゆっくりと楽しんでそれぞれ癒しの時を過ごしました。
10月22日(月)
今日は移動に時間がかかるため、ホテルを8時半に出発です。帰路が別の小澤さん・久保田さん・長島さん・畠山さんに
さようなら。今日も素晴らしいお天気の中、瀬戸内海に浮かぶ大小の島々を望みながら、サービスエリアで四国のお土産を
買ったり、途中絶景写真スポットで下車もして、11時半過ぎに大三島・大山祇神社に到着です。天照大神の兄神、大山積神を
祀る、しまなみ海道有数のパワースポットです。掃き清められた境内の正面にある国の天然記念物、御神木の大楠は、
その大きさ・近寄りがたい威厳でまさに御神木の名にふさわしいと息をのむ迫力でした。
島から島へ、次々と橋を渡りながら、車中でおにぎり2個のお弁当。1時、尾道に到着です。普通乗用車でもすれ違いが
難しそうな細く曲がりくねった登り道を、バスは高台の千光寺公園展望台へと上がっていきます。ここでは2時間の自由行動。
展望台からの360度の景色を楽しんだ後、千光寺にお参り。巨岩・奇岩の有様は想像以上でした。“文学の小道”を辿り、
そしてとにかく石段を下る、下る・・・膝の痛い人は大変だったでしょう。猫好きの人は“福石猫”や本物の猫がいる
“猫の細道”へ、買い物したい人は下まで降りて海沿いの商店街へ。月曜日のためか、シャッターの閉まっている店が多く、
残念でした。
3時に尾道に別れを告げ、途中新幹線に乗る薦田さん・阪井さんを新尾道駅で降ろし、“アンパンマン”運転手さん・
白川さんのおかげで予定時刻ピッタリの3時50分に広島空港に着きました。
行きよりも大きいボーイング777−200型のANA682便も予定通りの飛行で、6時半、無事に羽田に降り立つことが出来ました。
お天気と人と仲間とに恵まれた今回のかがわ体操祭ツアー、20周年の記念行事としてふさわしい良い旅になったことに
感謝いたします。
(並木泰江 島村しのぶ 宮坂勝郎 記)
発表作品名:アンセル2018
使用曲:Terms of Endearment
参加者:37名
朝から薄曇りのお天気が、昼頃から小雨になりました。第29回目を迎える 体操フェスティバル ヨコハマの今年の参加者は
約1900名、73チームが集い「いい汗、いい顔、いい出会い」のスローガンのもとに演技披露しました。
アンセルは21回目の出場となり、出演は39番、午後の部2番で2時頃でした。作品「アンセル2018」は10月に
「かがわ体操祭」で披露したばかりの2回目の発表です。
軽快で流れる様な美しい調べにのって、軽やかに斜め移動したり、両腕を前後回旋したり、偶数列と奇数列とで逆向きの動きをしたりと難易度の高い
作品でしたが、古川先生の根気強い指導のもとチャレンジしました。
特別出演の国士舘大学新体操部は、「大会のような緊張感ではなく、みんなと楽しめる演技を」ということで気楽なポロシャツ姿で
大縄やタンブリングを見せてくださいました。前転や飛び込み前転、倒立などの基本的な動きも披露されました。手先、足先まで
真っ直ぐに長く伸びたフォームは本当に美しく、選手一人一人の体操センスと指導者の素晴らしさを感じました。アンセルは幸運に
もフロア内で間近に見る事が出来ました。
アンセルのファミリーチームのYEK・サンスポーツクラブは30名が参加、25番目、12時頃の出演でした。
作品名は「Heart of the City」、リズミカルな曲で、過去の作品にはあまりなかった新しい動きもあり難しい取り組みでしたが、
新鮮味もありました。
コンパスは58番目、3時30分頃の出演で、作品名「Gates of Dawn 〜北欧の風にのって〜」参加者20名でした。
スカートを履いての発表は、しなやかで女性らしい動きが表現されていました。
今年は、大塚先生の「こぶし・アンダンテ・デンマーク体操」が71番目に初参加でした。
大きな会場での発表を終えて、うまくできた人、悔いが残った人、それぞれの思いは次のステップへ繋げましょう。
(フェスティバル係 松本 薫子 記)
参加者: 38名(うちコンパス のみ参加者3名)
交歓会で交流のある伊藤延世先生が主宰される、新座市に根ざした健康体操教室・ジムナスの40周年のお祝いの会に、
アンセルとコンパス1曲ずつ発表をする機会をいただきました。
新座市総合体育館は 西武池袋線・武蔵野線・東上線の最寄駅よりバス利用の場所に位置し、初めての人には行きづらいのですが、
地元会員のアドバイスで現地集合となりました。みんなが平日の朝、混雑した電車で疲れ果てないか、冷え込みで元気に集まれるか
気がかりでしたが、全員無事に到着。
参加グループは全部で14、場当たりでは準備が整わないうちに音が出て、それでも容赦なく持ち時間終了 。一度は本番のフロアで
音楽に合わせて練習できたので、その後ロビーで修正し、アンセルもコンパスも今年最後の発表に相応しい良い発表が出来ました。
伊藤先生の日体大の同級生の向井先生、嶋さん(ご主人も)いらしていて久しぶりに私達の発表を観ていただけました。嶋さんからは
直ぐにメールで “ アンセルも皆様お元気に頑張っていらして、楽しく拝見させていただきました。コンパスの方も新しい試みと
スカート姿にあった柔らかい動きも良かったです!久しぶりに楽しい思い出深い体操を見せていただいて幸せでした!” と感想を
寄せてくださいました。
娘さんが一緒に指導されていて、配られた軽食には先生とお母様が作られたお箸入れと楊枝入れが、ありがとうの言葉が書かれたカードと
共に入っていました。すべての参加者に「40周年ありがとう」と印刷の入った箱入りのボールペンが、各チームの代表者に花束が
送られ、伊藤先生のお人柄が伝わる暖かい会でした。
最後に向井先生の講評をいただいたあと、突然のご指名で古川がご挨拶。まとまらないながらも、継続は力なりを強く感じています、
私達の仲間にも90歳のメンバーが 続けていますと山之内さんを ご紹介しました。
伊藤先生には、華を添えてくださったと言っていただき40周年のお祝いの会に参加させていただいた甲斐がありました。
今年は3回発表の機会がありましたが、3回とも各自が集中してそれなりに力を出せた良い発表だった事を皆も実感して終われたことを感謝しています。
(古川幸子 記)