過去の活動報告
2023年
参加者:3日 33名 4日 33名
(会員24名 会員外 12名 宿泊31名)
季節外れの台風の接近や、線状降水帯の被害も出る中、嵐山では10時頃には雨が上がり参加のメンバーが次々到着、無事合宿開始となりました。
今回は午前の開始を10時30分とゆっくりスタート。午後からの指導をお願いした高井先生と助手の小松さんも早くから来られ、古川先生の体操に
参加されました。雨上がりの木々の緑と野鳥の声、爽やかな風を感じる体育館での体操は普段とは違う気持ち良いものでした。
靴を履いたり、手袋をしたりといつもとは違う準備を整え、高井先生と小松さんのご紹介の後、ノルディックウォークの基本、ポールの持ち方・
扱い方などの説明を受けました。 体育館内で何往復も歩いて見て、なんば歩きになったりしながらも繰り返すうちにコツをつかみ、次は外へ。
「身体の使い方は90%が筋肉、10%がおしゃべりで、合計100%です」との高井先生のお言葉に、眩しく晴れた明るい空、気持ちの良い風、
鶯の囀りや川の流れの音、木影に入るとひんやりとした空気などを味わいながら歩きました。無理をしないようにと坂道の手前で体育館に戻り休息する
人。藤棚の下の気持ち良い風にもう十分と体育館に戻る人。気温も上がりそれぞれ無理のないように参加しました。
元気組は引き続き敷地内のウォーキングコースを利用し、全速力の早歩き、2本ポールを一度につく階段の上り降り、上り坂・下り坂の歩き方を習ったり
2人1組での腕の振り方の練習。また昨日の大雨で落ちたあんずの実の匂いを嗅いでみたりと楽しみながら講習を受けました。体育館に戻りいつもとは
一味違うポールを使ってのクールダウン。集合写真を撮り4時過ぎに1日目の講習を終わりました。
夕食時のビールやアイスクリームを楽しみに食堂に向かいましたが、アルコール類もアイスクリームも扱っておらず、コロナからの復興はまだ途上と
改めて思った事でした。係はおやつにおつまみ風のものを用意したのに残念。が、気を取り直し自由参加の懇親会は松本さんの用意して下さった自己
紹介風ゲームで飲み物は無くても和気あいあい、久々の歓談で過ごしました。
2日目は開始時間を9時15分とし、古川先生による発表プログラムの練習です。
小休止の時にもデンマーク体操ならではの「追っかけ」の動作を
熱心に教わっている初参加の方、横列毎に分かれた平行四辺形移動、斜め列でのジグザグ移動など、体と頭はフル回転でした。真剣に、でも笑いも
生まれる和やかな講習時間で、プログラムの最後のポーズまで練習出来ました。
全体を見守ってくださった菊池先生に「もう若くないグループなのに結構ハードなスケジュールで古川さんの頭を使う体操を頑張っている様子を見て
感心しました」との講評を頂き、集合写真を撮って,宿泊合宿は閉会になりました。ご指導いただいた、高井先生と助手の小松様、集合写真を撮って
くださった古川千春さんに感謝申しあげます。 交歓会でご一緒している市川や中野からもご参加いただいたのも嬉しいことでした。
至らないこともあったと思いますが、お天気に恵まれ、皆様の笑顔も見られ無事に終わることが出来ました。ありがとうございました。
(合宿係 渡邉・並木)
参加者:88名 (9チーム)
寒くなるという予報に反して、穏やかな秋晴れに恵まれ、第47回アンセル交歓会が開催されました。
午前中は9時からのアンセルの練習を筆頭に、各チーム15分ずつの場当たり練習を行いました。
13時から秋月さんの司会で交歓会がスタートしました。
渡邉副会長の開会の辞では、長年の仲間が集い、久しぶりにマスクなしで体操ができる喜び、奇しくも今年が
アンセルの25周年にあたることなど述べられた後、古川先生のウオーミングアップで体をほぐしました。
前半発表(5チーム)
アカシア・MGC合同チーム、YEK・サンスポーツクラブ合同チーム、こぶし・アンダンテ・中野ゆりの会合同チーム、クローバー、モダントレーニング研究会
アカシア・MGCはボールを用いてゆったりとした動き。YEK・サンスポーツクラブは大きな移動のある躍動感ある演技。こぶし・アンダンテ・中野ゆりの会合同
チームは“Step&Clap視点を変えたリズムへの挑戦“、手拍子が新鮮で楽しく元気をもらいました。クローバーは穏やかで優雅な動きが特徴。今年の世界体操祭参加
の作品を披露したモダントレーニングは、当日欠席者がいたにもかかわらずフォーメーションをうまく纏め、大きなボールを巧みに操り大きな拍手を受けていました。
古川先生の「みんなで体操」は35分間という短い時間でしたが、日ごろご一緒することのない方々とグループになり練習したのは楽しかったです。
全員で記念写真撮影をした後の休憩では、前日、有志で袋詰めしたお菓子を配りました。
後半発表(4チーム)
コンパス、楽しいデンマーク体操、ジョイフル・リフレッシュ、アンセル
コンパスは2015年の作品をより洗練された動きにリメイクしたものでした。楽しいデンマーク体操は見事なボールさばきを見せてくださいました。94歳の宮坂さんも頑張りました。
ジョイフル・リフレッシュは独特の動きを披露。アンセルは前日の練習の集中力を生かし移動や体操をチーム力で纏めました。
講評では、菊池先生から、音楽と合わせた動きを各リーダーが考えてやっておられ、それぞれのチームのカラーになっている。 日本人はどうしても真面目で真剣になってしまうが、上手下手ではなくて楽しそうに発表できるともっと良いとのお言葉でした。
モダントレーニング研究会の大和優子会長からは、今年の世界体操祭に参加して、あまりにアクロバティックな動きに体操では なくサーカスではないかと驚いた。それに比べ、この交歓会には体操がしっかりとある。菊池先生がおっしゃったように上手い下手ではなく、 いかに遊び心を持って楽しく生涯やり続けるか、まだやってない方に声をかけてこの会がもっともっと大きな交流会になることを期待しています、と嬉しいお言葉でした。
古川先生は、ご自身の最近の経験から体操を続けている効用について述べられ、また来年も皆さんで集まりましょうと話され閉会の辞とされました。 参加者全員のてきぱきとした動きにより交歓会がスムーズに進行し、予定より早く15時42分に閉会となりました。
音響係を務めてくださった泉さん・仁木さん・松本さん、タイムキーパーの島村さん、司会の秋月さん、会場設営の渡邉さん・小澤さん・山田さん・アンセルの皆さん、
カメラを回して下さった古川千春さん、そして交歓会に参加、協力して下さった全ての皆さまに心よりの感謝と御礼を申し上げます。
(交歓会係 清水 來)
発表作品:「Another Day In Paradise」
参加者:27名
横浜武道館での2回目の開催となった第32回大会は69チーム、1400名の参加となりました。
今年は昨年より3週間早く開催されたせいもあり館内で演技発表を行なうと汗ばむくらいの陽気でした。
特別出演は日本体育大学体操部です。今夏、オランダ・アムステルダムの「第17回 世界体操祭 2023」にも参加した、素晴らしい演技を披露してくれました。
ファミリーチームのコンパスは34番目で作品名「The Magic is Gone」 8年前の曲の振り付けとコスチュームを変え、躍動的だった前作から、 女性的な流れる動きにひねり・重心移動・緩急を組み入れたよりステップアップした作品を、心を一つに演技しました。
また、YEK・サンスポーツクラブは59番目の16時過ぎの遅い発表となりました。作品名は「Pilot」 飛行機の翼をイメージして気持ちよく動きます。 合同チームで一緒に練習する機会も少なく自分の立ち位置へ移動するのが難しい作品でした。
今年も古川先生が実行委員長を務められ、運営委員としてアンセル・YEKから多くの方が参加され前日・当日の裏方仕事に携わりました。 フェスティバル係として松本さんが当日の練習場所の移動や荷物の預かりなど細かな配慮をしてくださり、トラブルなく無事に楽しく参加できました。
歳を重ねても古川先生からの新しいプログラムに毎回みんなで挑戦し、声を掛け助け合って頑張る。 その先に発表の場があり、上手くいってもいかなくても練習から発表までの過程を楽しみながら、来年も元気にチャレンジしていきましょう。
(広報係)