アンセルはデンマーク体操を愛好するグループです。

アンセル通信・コラム

アンセル通信

「ハレの場」「ケの場」 

古川幸子

今年の交歓会は、初めて横浜平沼記念体育館で開催しました。雨模様が続く中、ちょうど1日の晴れ間となり気温も上がりましたが、 怪我や大きな体調不良もなく終えられたことを幸いに思います。
  係の一之瀬さん、��來さんとは事前に会場の下見やバス時刻の確認を行い、当日に向けて細やかに「ハレの場」の準備を進めました。 当日は会場が古く、クーラーがないことや音響が悪いことなどの課題はありましたが、アンセルメンバーをはじめ早く到着された 方々のご協力により、スムーズにスタートすることができました。
  一番のストレスは、音響機器の不具合だったと思います。挨拶や司会者の注意、各チームの紹介、みんなで体操の指導の声などが ほとんど聞き取れず、様々な問題が生じました。それでも担当者の皆さんが最善を尽くしてくださり、無事に終えることができました。 これらの課題は、次回の改善につなげていきたいと思います。

アンセルの発表については、体操指導の立場から反省点も多く、学びの多い機会となりました。広い会場での練習ができないため、 「体操フェスティバルヨコハマ」の前に発表を経験するというスタンスで、例年通りアンセルの練習をしてから交歓会に臨む流れでした。 しかし、練習は普段の「ケの場」、交歓会は「ハレの場」であるという区別を失念しており、指導者としての配慮が欠けていたことを 申し訳なく思います。落ち着いて発表に臨めるよう声かけをするなど、最後まで集中できる環境づくりをすべきだったと反省しています。

今回の発表は、一生懸命練習してきただけに、がっかりしたり悔しい思いをした人も多かったと思います。そのときにできる最善を 尽くせるよう、疲れていても集中できる実力をそれぞれが培っていきましょう。
  きっと積み重ねてきた力が、これからの挑戦を支えてくれます。

交歓会如何でしたか? 

  • クローバーの皆さん、少ない人数でものびのびと、とてもきれいでした。 合同チームは椅子の体操が斬新でとても良かったです。他チームの体操を見るのはとても楽しく、刺激になります。
  • マイク・音響が今ひとつでした。皆さんが楽しそうになさるのが、とても良かったです。
  • 会場が遠かったので、緊張して早く着きすぎてしまいました。 古川先生のアップは 意識するポイントが良く分かり、楽しいだけではなく充分身体がほぐれました。課題はありますが、練習してきた事が、充分発揮でき、2回目の参加ですが楽しかったです。 
  • 楽しい発表会、キンチョーしましたが笑顔で踊れました。 ありがとうございました。
  • アップはどれも無理がなく、腰・膝が痛い私には、プログラムも何とか“華子先生”なしで頑張れたと思います。 どのチームもとても良かった。デンマーク体操って楽しいです!! 
  • みなさんの協力のもと、無事交歓会が終えられた事に感謝します!一之瀬さんには、時間割、会場案内の字幕等を作っていただきました。 初めての会場で音響の不備もありましたが、臨機応変に対応してくださり 事故もなく終える事ができました。ただ、音響、撮影、体操を 引き受けて下さった方々へのお礼の言葉を、全員の前で伝えたかった。ご協力 ありがとうございました。(係・��來)

  • アンセル通信発行後に寄せられた感想
  • 電車やバスで見かけた人々の姿勢の悪さを感じていたところ、今日の人達の姿勢の美しさに感動しました。いろいろダンス大会等体育館で 見てきましたが、今日の人たち 何か品があるなあと思いました。皆の年齢を聞いてびっくり、自分の体を伸びやかに動かそうとする前向きの 姿を見て、私もがんばらなくてはと思いました。音楽・振り付け・道具  はじめてみる運動に驚きとても楽しかったです。体操を長く続けられていること立派なことだと思います。
    今日は本当にありがとうございました。 【観覧席で見て下さった】
  • 自画自賛だけど、今までで一番よくできた。 先生方の演技は、一つ一つの動き、目配り、指先まで美しく、やはり圧巻でした。
    世間的には高齢者と言われる大勢の方々が、こうやってデンマーク体操を続け、生き生きしてらっしゃる姿に励まされた気がします。

クリスチーネとヤコブ 

インタビュー 渡邉恭子

14日の会に参加できたのはとても良い経験だった。皆が親しく、良い表情で体操を楽しんでいるのが分かる。年齢も経験も身体 の動きも違う人達が、チームの力で1つのパフォーマンスをしているのは素晴らしい。自分達のパフォーマンスを見て貰えたのも嬉しかった。

☆☆ 交歓会での自分の動画をすぐにお母さんに送ったら、日本で体操している娘の姿に泣いたと言ってたわ。☆☆

デンマークでも高齢者のチームはあるけれど、若い時から高齢まですっと続けているのは珍しいし、自分の身体や健康への意識は日本の方が高いと思った。
  「デンマークでは福祉サービスが行き届き、自分で買い物に行く必要がないからでは?(渡邉)」
 

自分の生まれ育った地域では、3歳くらいからほぼ100%の子供が体操をする。 10歳くらいになりサッカーやハンドボールなど、他の選択肢が出てくると、体操をする子は減り始める。
  男子は女子よりももっと少なくなって孤独だったけど、お父さんがギムナストで、続けていれば必ず素晴らしい経験になるのだからと言われて続けて 来た。大きくなって体操好きの仲間とチームになり、上達する喜びや、遠征旅行に行くことや、こうして日本に来ることもできた。

将来はまだ分からない。一つの夢はエフタスコーレ(註:義務教育最終学年の10年生が選択できる、全寮制の学校。それぞれ特長のある校風で、 ヴェスタロンは体操で有名)の先生になって体操を教える事。でもこの仕事は若い時に限られる。体操は日々変化していくから、生徒には若い 指導者が必要。職業として体操を選ぶのは難しいと思う。

余談ですが・・・ 

カロリーネはヴェスタロンの卒業生。2005年アンセルの一大事業の資料を見せたところ、先生の一人(怖い顔のラース)には自分も習って いた。この子は知っているなど話が弾みました。ただし、アンナ校長はもう退職された後の生徒。20年も前の事。カロリーネは20歳。 月日は流れました。

Copyright © 2026 ANSER All rights reserved.