アンセルはデンマーク体操を愛好するグループです。

アンセル通信・コラム

アンセル通信

第30回デンマーク体操交歓会に感謝 
堀内 浩二

朝の雨で出足を心配しましたが、時間前にはほとんどの人が集まり、ホッとする。

それぞれの方が自分の持ち味を生かして役割を果たして頂き、感謝です。

今回の交歓会は30回ということもあったのか、旧い人のお顔が目立ち、懐かしく心温まる思いでした。
プログラムの組み立てが斬新で、他チームの発表のあとキス先生の体操で元気を与えられ、そのあとゆっくりアンセルのデモをまとめて見て頂きましたが、お客様は私たちをよく見て下さいました。
それは後からご批評を頂いて知りました。
来賓の濱田先生は7月で89才になられましたが、お元気で私たちを見守って下さり嬉しく思います。
この交歓会を「楽しく、まとまった美しい会」だったとお便り下さいました。

懇親会で古川さんに25年のお祝いの花束を企画した幹事さんの粋な計らいも暖かさを感じました。
キス先生とは言葉の障害で充分お話が出来ませんでしたが、懇親会で同じテーブルでしたので「この交歓会が1974年スタートしたのは1973年私(堀内)がビボーに招待され一ヶ月学んだ時、週末に町で見かけた体操交歓会を見て、競わず楽しむ体操会を日本でと、帰国後横浜YMCAの伊澤さん達と話し合いスタートさせた」ことを古川さんの通訳でお話できたことは、長い間の思いをお伝えできました。
ビボー滞在中キスの家にも伺い、デンマークの家庭での生活体験が出来、学校生活ではデンマークの生活習慣、文化にふれ感激し、デンマーク体操の真の意味にはまり込みました。
これからの体操の、形ではなく心を伝えて行きたいと思います。 ともあれ30回交歓会の成功を感謝いたします。

継続に感謝、そしてあらたな一歩へ
古川 幸子

交歓会では気持ち良く、惜しみなく力を出して頂き、本当に良い会ができて心より感謝しております。有り難うございました。
お客様が、アンセルの発表を心から応援し共感をもって見ていただけた事を感じ、これも皆の一生懸命な心が通じたのだと思います。
最後のマーチで皆さんが自信に満ちた姿で立派に行進して戻って来た時は本当に感動しました。
何か一区切りがついた様な気持ちです。
指導を始めて25年。ずーと続けて体操して下さった方々があり、「また、指導に来て下さい」と言ってくださる方々いらしてこその年月です。
私のお祝いというより、体操を続けてこられた方々のお祝いの年です。
アンセルが成長し、良い活動が出来るのは、一人一人の気持ちが豊かで、体操という共通項を持ちながら各々の個性を認め合える大人のグループだからかな、と思います。

最後に大先輩の羽仁先生、菊池先生、堀内さんから見れば、子供の様な私の体操を一緒にして下さり、良い雰囲気を作って下さって有難く思っています。
私も年を重ねた時にそんな存在になりたいです。
若い人の物まねでない、それぞれにふさわしい体操を模索していきたいと思います。

7/9の東戸塚での講習会(33名参加、うち男性4名。遠くから有り難うございました!)の翌日は、新幹線で名古屋へ、伊勢の内宮に夕方着。
しばしの散策の後、鳥羽のホテルの見晴らしのいいお風呂にゆったり入り「今日はYukiの休暇だから」とのんびりしました。
翌日は鳥羽の水族館、ミキモト真珠島で海女さんの実演を見て大阪へ。
25年前の知人と再会し、もう一人の知人と素晴らしい懐石弁当をご一緒しました。
大阪のデンマーク大使のような高西先生のお宅に2泊しました。
2晩共近くの(健康ランドみたいな)お風呂屋さんへ行き、Kisは9種粳のお風呂に入ったそうです。
翌日は高野山へ。電車、登山ケーブル、バスと乗り継ぎやっと奥の院です。
22万基のお墓に囲まれ、白装束のお遍路さんが杖をつき、合掌し、頭を垂れて経文を唱える姿、寺の地下にぎっしり並ぶ後灯明と小さな仏像、そんな宗教の本山にツーリストが当然の様に居ることが理解し難い様で、「良し悪しは別として、良い経験になった」と言っていました。
ちなみにデンマークではキリスト教は国教なので、宗教税を納め(非キリスト教者は納めなくてよい)全て税金でまかない教会の献金はありません。
お墓も、自分が住民登録している地区の教会なら無料で(何十年も維持を望むなら有料で)維持でき、そのうち墓石は一ヶ所に集められて土地はまた更地にされ次の人のお墓になります。火葬される事もあるそうです。
13日昼過ぎ東京に戻り、来年の宿泊場所の下見、夜は菊池先生、村松さん、夫(古川千春)と共に最後の夕食。
14日朝、5時起きでリムジンで成田へ、無事帰国しました。
Viborg の近くの空港へJorgenと会計のGrete夫妻のお迎えがありました。
日本よりデンマークの方が暑いとメールが来ました。
皆さんにくれぐれもよろしくとの事でした。

親愛なるアンセル会員の皆さま
Rita & Kis

2003年6月29日〜7月14日、日本滞在は私たちにとってとても大きな経験になりました。
私たちは多くの友に会うことは解っていました。
皆さんが私達にしてくださった事全ては暖かさと親切の現れでした。
そして皆さんが私達のホテル滞在費用を負担してくださった事は本当に大きな驚きでした。私達が受けたもの全てに心より感謝して帰途につきます。

どうも有り難う、そしてまた会いましょう。

(デンマークでのお世話に感謝し、アンセルから二人の滞在に対し10万円の援助をしました。「きちんとお礼が言えなかった」と言って渡された言葉を訳しました。)

デンマークチーム受入準備のお願い

デンマークから「からだと文化」連盟の体操チームが2004.6月末〜2週間、16〜30名で来日予定です。
スケジュールは殆ど出来上がっています。受入準備のお手伝いいただける方、ぜひお申し出下さい。

交歓会のできる体育館を探しています。(オリンピック記念青少年センターはとれなかった)
2004.7.4.(日)交通の便が良く、観客席のある体育館。
お心当たりのある方は、どうぞお知らせ下さい。

  • デンマークの来賓の先生方も大変よろこんで居られたようです。永い年月の交流、美しいことだと思います。小生もよい体操を拝見したり御歓待にあづかったして楽しい一日でした。 (濱田)
  • 今回は家族(主人・娘夫婦・孫)に見てもらい(そのせいでまちがいました。)3才の孫に「ばあばじょうず」と言われ満足しております。 (T)
  • (ビデオや交歓会を見て)入退場の行進を整然とすることは、すぐにでも可能であり、見ていて気持ちの良いものだと思います。 (K)
  • 生活クラブの会議室で初めて先生に指導していただいたのが昨日の事の様です。おかげで身体を動かすことの楽しさ、気持ちの良さにめざめ、こんなにも長く続けてこられて幸せです。 (H)
  • 昨年の(デンマークでの)興奮と感動が胸一杯になりまちがえていました。が、打ち込めるものが増えたことは幸せに思います。 (T)
  • 挑戦意欲はあるのですが、やはり練習が足りません。努力が不足していました。海軍で一日の終わりの自習時間の最後に唱え、今日一日を反省する為に「五省(ゴセイ)」というのがあります。その一節に「努力に憾みなかりしか」というのがありますが、正にそれに該当し、反省している所です。しかしマーチが終わってからのホットした気持ちが戻りの行進の笑顔にあらわれたのでしょう。万雷の拍手が耳にジーンときました。有り難うございました。 (初参加 M)
  • 前日までは緊張していましたが、スタ ートしたらだんだん楽しく動いている自分に気付きました。動きを覚えていると、大きくのびのびできるものですね。 来年に向けて日々精進です。 (S)
  • マーチの時お客様の手拍子に感動退場の時、先生が両手をあげて皆を迎えて下さった時、感激。 (M)
  • 毎回の練習という小さなハードル。発表という大きなハードル。ランドステウネというドデカイハードル。年齢も環境も違う知らない同士がハードルを越えるたびにどんどん“仲間”になっていく。自信に満ちてキラキラしながらね。これって、すごい! (S)
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