アンセル通信
感謝のうちに
古川幸子
毎日流れてくる世界の政情不安、自然災害などのニュース、その中でなんと幸せな私たちでしょう。今年も無事に交歓会を終えることが出来 心より感謝いたします。
1998年 初めてのデンマーク遠征に備えて宿泊を伴う練習会をしたいと考え、その前年より利用を始めたのが国立女性教育会館(NWEC)です。その後も、毎年合宿・交歓会と活動を重ね、
5回の遠征の準備もここでしました。
NWECは国の方針で仕訳後 プールが閉鎖され、コロナ禍にあっては2年間コロナ感染軽症者受け入れ施設となり、やっと一般に貸し出しが再開されたと思ったら取り壊し計画が
進んでいました。アンセルの活動の継続には欠かせない会場でした。NWECでの交歓会がこれで終わりになるかどうかは未だ分かりません。
さて今回 初参加の若いチームをお迎えし、たくさんエネルギーをいただきました。
年齢差を超えた交わりが出来たことはとても嬉しいことでした。キビキビした動きエネルギーには羨ましくなりました。そして若い力とともにとても素直なポジティブな良い風を
吹かせてくださり、そういう中で発表ができた事も幸せでした。誰も昔に戻ることは出来ない、今出来る精一杯を、楽しく人と比べず続けましょう。今まで継続してきた自分の力を信じて!
誰もが良い発表をしたいと準備をし交歓会に臨み、精一杯の時間を過ごされたと思います。その素晴らしい時間を共有させていただきました。今年もアンセルの持ち前の集中力と相手を
思いやる行動の結集された交歓会になりました。係の方々始め、多くの方々の気働き ありがとうございました。
年代を超えた交流
Forelsket Gymnastics Studio 市川ゆり子
今回初めて交歓会に参加し、皆様が歓迎してくださりとても嬉しかったです。そして午前・午後の各チームのパフォーマンスを拝見し、同じ"体操"と一口にいっても隊形移動や手具、
衣装によって印象が変わることや、動きと音楽との調和が表現されていることに大変感銘を受けました。
私たちのチームは22歳〜31歳の年齢で構成されていますが、今回参加された方々の平均年齢や最高齢の方が95歳ということを聞いて本当に驚きました。
発表を見た後チームのメンバーからは、「これからも体操を続けて、年齢を重ねても健康でいい姿勢を保ちたい」や「手の指先まで美しかった」「楽しく体操をしていることが伝わった」
などの感想がありました。また、古川さんが指導してくださったみんなで体操をする時間では老若男女問わず皆で音楽に合わせて楽しく体を動かすことができました。普段はあまり
交流する機会のない年代の方と体操を通じて仲良くなれたこと、体を動かす喜びを共有できたことは本当に素敵な思い出です。また次回も参加させていただきたいです。
ありがとうございました。