アンセルはデンマーク体操を愛好するグループです。

アンセル通信・コラム

アンセル通信

交歓会を終えて 
羽仁 淳

交歓会の始まりは、名古屋のYMCAだった事を懐かしく思い出します。それから39回、アンセルになってから今回で13回目。 皆が元気で続けているのは、とても大きい事です。
 今年も10月13・14日に渡って、講習会と交歓会を嵐山の女性教育会館で行いました。交歓会には10グループが参加。 それぞれの特色を発揮したプログラムでした。
 何時も云う事だが、「交歓会は上手・下手を比べるのでなく、一生懸命にこの一年間励んできた事を披露し合う会で、奇をてらったり派手な事をして 人目を引くのが目的ではない」そういう意味で、今年も良い会でした。
 今回菊池チームの3人、イエックの2人の男性陣の健闘をたたえたい。男性がもっと増える事を願っています。
 デンマークの若い2人が参加したのも良かったです。動きは我々と違うけれども、2人共一生懸命で良い人柄が表れ、デンマークの今に触れられたのは良い経験でした。
一つ云はせていただければ、アンセルのお手玉の最後,輪の隊形は見せ場なのに、皆が自分のお手玉を取ることにばかり執着していて、全体の流れを感じられていないのが残念。 そこが出来ればぐっと良くなると思います。
 来年の交歓会まで、皆で楽しく練習に励みましょう。

今回アンセルのミーティングに招いて頂きありがとうございます。皆さんと一緒にとても良い経験が出来ました。年配の方々を指導するのは 初めての経験でしたが、最初に(目黒で)練習を見せてもらい、もし出来ない事があっても、トライしてみること自体を楽しんでもらえる様にしたいと 2人で相談して来ました。
 嵐山までの電車は緊張して帰りたくなるほどだったけれど、皆さんが楽しそうに一生懸命参加してくれて、ホッとしました。小さい時から体操をして 来ましたが、いつもチームでやって来たので、一人でパフォーマンスを見てもらう、というのも初めてのことでした。上手くいくか心配でしたが全力で やりました。
 皆さんの体操は最初に見た時よりずっと上手になっていたと思います。
 デンマークでは40代までの人と50代以上の人の体操は違い、50代以上の人はもうあまり挑戦するような体操をしない様な気がします。 それに比べると日本の人は80才でも(何人かの方が80代と聞き沢山写真を撮りました)沢山トライしていて、とても元気がいいとビックリしました。
 来年のランドステオネに参加すると聞きました。日本にいる間、何か手伝えることがあったらぜひ言って下さい。

(村松恭子 記)
堀内会長のご病状

嵐山での講習・交歓会の折、皆様にお知らせ致しましたが、検査の結果手術が必要となり、10月29日(月)に胆のうの手術を受けられました。
 84歳のお年ですが、心臓・肺の機能がしっかりしていて、12時間という大手術も無事出来たそう、翌日にはもうベッドの周りを歩き、古川先生から 届いた伊勢神宮の絵葉書も読まれたそうです。さすがにアンセル会長です。退院は12日(月)の予定と伺っています。どうぞ皆様も心にとめて、 1日も早い回復をお祈り下さい。そして又ご一緒に体操できる日を待ちたいと思います。

( 並木泰江 記)
三重健康体操大会に参加して
杉浦 敏子

10月27日

それぞれ各地から新幹線で、名古屋駅10:25分集合。チャーターのバスにて約2時間、伊勢神宮(外宮)へ。車中にて昼食のお弁当を頂く。 外宮に着くと、泉谷さんが一足先に待っていて下さいました。伊勢神宮にお詳しいお話を伺い、それぞれ拝殿に足をすすめる。
 鳥居をくぐり、手入れの行き届いた日本庭園の松の美しい姿、うっそうと茂る杉の木立、樹齢千年という樹もある由です。正に天をつく巨木の杉、 見事でした。2013年は、20年に一度の式年遷宮(神の生命力を蘇生、活性化するという考えから行われる)荘厳な行事です。朱印帳に押印を頂く方 もおられました。
 外宮を後に、内宮へ移動。こちらは土曜日でもあり、たいした人と車で賑わい、流石と思いました。綺麗に澄んだ水の五十鈴川、風もなく水面が鏡のようでした。 長く続く玉砂利の参道を歩き乍ら、ひんやりした独特の空気感、参拝への心の準備を覚えました。
 本宮にたどり着くと石段下まで長蛇の列、限られた時間、折角でしたが下から参拝し失礼を致しました。内宮、外宮の千木や鰹木の造りの違いも興味深い ものでした。出口近くの一番古い巨木の杉に、仲間と手を当てたりなでたり、祈りを込めて大きな気を頂き,拝んで参りました。鳥居に拝礼し、内宮を後 にする。
 近くのおかげ横丁を散策、楽しく目をひく店や、食欲をそそる店等、一同それぞれ満足の笑顔でした。すがすがしい気持ちになり、一路宿泊の津・都ホテルへ向かいました。

10月28日

朝から雨、少々寒い中8:15分ホテルを後にし、徒歩15分弱で会場に。
 9:30分開会。チーム名が書かれたプラカードを持ち、43チームが行進整列。県外から参加の名古屋・常滑のチーム、そして東京から参加の アンセル・コンパスの紹介に、うお〜〜っと動揺の声が上がりました。
 本部席に合宿の折いらした岡村先生の顔をお見受けし、再会を懐かしく感じました。来賓の方々の挨拶のあと、ウォーミングアップの体操をする。 いよいよ発表。私達と同様に、体操を楽しむ方達が各地に沢山居る!親しみを覚え喜ばしく思いました。
 スケジュール通り順調にプログラムが進み、いよいよコンパス・アンセルの発表。コンパスは、コスチュームの色がとても美しく映えて見えました。 演技も沢山の参加グループの中、群を抜き欲目でなくセンス良く見えました。お手玉少々乱れ残念でした、反省です。基本体操自由自在は、羽仁先生の にこやかな眼差しが暖かく感じられ、自信持って演技出来ました。跳ね起きの演技に拍手を頂きました。
 今回の大会の主旨である、生涯にわたり健康で生き生きとしたスポーツライフの実現,GNP(G元気で N長生き Pピンピンころり)というのが 理想です、とおっしゃっていました。
 終わった頃にはすっかり雨も上がり、前日のお参りの御加護でしょうか?感謝でした。予定通りの新幹線に乗車、東京までほっとする想いでリラックスでした。
 最後に古川先生には出発前からの準備、現地でのツアーコンダクターの様なきめ細かな心配り、大変だったと思います。心より厚く感謝します。楽しい旅でした。

Copyright © 2012 ANSER All rights reserved.